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写真は思い出の殻。子供の晴れ姿は直接目で見てあげて

3月4月は卒業式、入学式のシーズン。この季節になると、今は亡き父の講話を思い出します。

父は教員で、生徒だけでなく、教職員に対して、PTAなどで子供の親に対してなど、様々な場で講話をする機会がありました。
子供の晴れ姿は直接目で見てあげて
娘の私は直接父の話は聞く機会がなかったのですが、それを聞いたご近所のお母さんたちから感想を聞くこともありました。

その中でも印象的だった話は、我が父ながら、なるほどなという内容でした。

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運動会や文化祭などの行事、入学式、卒業式などの晴れの日。親は我が子の晴れ姿を撮影しようと、カメラやビデオを構えて動き回ります。

夢中になりすぎて、周りのことなど気にならなくなってしまうこともあるのですね。ひたすらファインダーの中に映る我が子を追いかけて右往左往します。

子供の姿を想い出に残そうという親心です。でも、そのお母さん、お父さんは、我が子の晴れ姿をちゃんと見つめていますか? という問いかけでした。

レンズを通して見るのではなく、直接目で子供の姿を見て欲しい。教育者としての父の願いでした。

まあ、うろちょろして式次第を邪魔するPTAの姿に苦言を呈する気持ちも含んではいたとは思います。

でも、どれだけの親が、きちんと我が子を見つめているだろうか? 単なるモノである写真を残すことよりも、成長を喜び我が子の姿を目と記憶に写し取ることの方が大切なのではないか、そう言いたかったように推測するのです。

写真は大事な思い出ではありますが、思い出の殻(から)に過ぎない。

本当に大切なのは子供の姿を見つめること。ファインダーを通してだけでなく、直接親の目で見守ることが大切なのです。

写真やビデオを撮影する手を少しの間止めて、ぜひ子供の晴れ姿を見てあげてください。記憶のカメラに焼き付けて、いつか幸せな想い出として、子供と話すことができたら素晴らしいですね。

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