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愛猫を看取る。命が消えるその時を待っている間に私が考えたこと

祖父が亡くなった後に心情を綴ったノートが出てきました。

その書き出しの言葉は『死は自然である』でした。

自然に死を迎えられる人ばかりとは限りませんけれど、祖父はその言葉通りに自然な死を迎えられました。

そして、またここに、燃え尽きようとしている命があります。

愛猫を看取る。
 (19歳の頃の愛猫)

これを書いている現在、2015年9月30日、早朝2時32分。

20年連れ添ってきた、息子とも言える飼猫が大往生を遂げようとしています。

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この記事が公開される時、愛猫はまだ静かな生との戦いの最中か、それとも、戦い終えて安らぎの中にいるのかわかりません。

私は、昨日から何も口にしなくなり、水を少し飲むだけになった彼を看取っています。

眠れないままに、私はこうしてPCに向かって何か書かずにはいられないのです。

一般に飼い猫の寿命は10年、野良猫は5年と言われますが、最近の飼い猫は栄養環境ともに良くなってご長寿さんも増えています。

猫の20歳は、人間に換算すると105歳。

もうじゅうぶんに生きたと思います。

それでもやはり、失ってしまう命は惜しいです。

これまでに何度も祖父母や血縁を送ってきました。大好きだったペットも看取ってきました。

そのたびに、彼らの死から、何かしら大切なものを学んで来たように思います。

愛猫クロの生き様からは、ありのままにすべて受け入れて生きることを学びました。

動物だから、それ以外の生き方がないと言うのもその通りだとは思います。

でも、生のあるうちは、食べて遊んで生きることに一所懸命で、病気でつらかった時には、あらがうことなく、痛みや不快な症状に黙って耐えてそれを克服しました。

そして最期を迎えようとしている今は、水も食も断ち、悟りきった聖人のような瞳ですべてを受け入れているように見えます。

そんな中で、祖父の言葉を思い出したのでした『死は自然である』と。

物言わぬ猫が残してくれたメッセージは、ただひたすらに生きると言うこと。

クロの思い出とともに、私の中に深く浸透して行きます。


この文章を書き終えないうちに、9月30日夕刻。

クロは旅立ちました。

静かに、自然に、猫らしく、ひとりで……

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コメント

Re: タイトルなし

> penさん
ありがとうございます。
20年連れ添った猫の最期を見届けながら色々なことを考えさせられました。
生き物を飼うということは、最期まで見届けることだと思います。
向こうでpenさんの猫ちゃん達と遊んでいる思うと暖かい気持ちになりますね。


くき | 2015.10.05 21:48 | URL


始めてコメントさせていただきます。
管理人さんの感じていること、伝えたいこと、よく分かります。
動物たちは苦しいことや辛いことを黙々と淡々と受け入れて生き抜いていきますね

「死ぬまで生き続ける」って、当たり前のことのようですが、すごいことなんだな、と同じような経験をした時に感じました。

クロロちゃん、うちの猫ちゃんたちとも遊んであげてね。

pen | 2015.10.05 17:55 | URL


Re: タイトルなし

> 節約みのる子さん

ありがとうございます。
覚悟はしていてもその時になるとかなり辛いものがありました。
でも、楽しい思い出が多いので一緒に暮らせて良かったです。

みのる子さんのわんちゃんも、愛情を注がれていることでしょう。
ペットも幸せだし、それを見守る私たちも幸せですよね。



くき | 2015.10.02 00:38 | URL


くきさんへ

お久しぶりです。
愛ネコさんのクロちゃんが旅立たれたのですか。
ご愁傷様です。

20年という月日を過ごされたのですか。
ホント、大往生、凄く長生きをされたのですね。
きっと、楽しい時間も悲しい時間も
一緒に過ごされたと感じます。

ネコちゃんやわんこって、無条件で癒しを与えてくれるのですよね。

私も犬を飼っていて、最近老いを実感し
さびしく感じることがあります。

最後までくきさんに見守られて、
クロちゃんは幸せに天国に逝かれたと思いました。

節約みのる子 | 2015.10.01 21:11 | URL


Re: ご愁傷様です。

> すのんさん

ありがとうございます。
飼い主なら誰でも経験しなければならないことですけれど、
イザとなるとつらいですね。
きっと今頃は、すのんさんちのくろちゃんと挨拶を交わしていますよ。

くき | 2015.10.01 18:53 | URL


ご愁傷様です。

くきさん、お久しぶりです。
このたびはご愁傷様でした。

私も以前、「くろ」という猫を飼っていました。
くろちゃんは15年生き、私が最後を看取りました。
一番身近に「死」を実感した出来事でもありました。
今日の記事を読んで、胸がざわざわとして当時のことを思い出し涙があふれてきました。

多分今頃、クロ君は天国でくろちゃんと出会えていると思います。

すのん | 2015.10.01 13:08 | URL














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