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最初は認められなかった。母が認知症だということに気づいた時のこと

父親が亡くなって3年ほど経った頃、母親の変化に気がつきました。

当時通っていた太極拳サークルに、新しく入会した人が父の悪口を言っているとか、会合に出席した時に、後に座っていた人が、母の実家を悪く言っていたとか。
母が認知症だということに気づいた時のこと
最初は本当のことなのかと思い、そんな人のことは気にしないようにと言っていました。

でも、そのうちに、どう考えてみても、行ったこともない場所のことを、さも見てきたかのように話したり、どう考えても本当であるはずがない、荒唐無稽なことを言うようになりました。

なんだかおかしいぞと思っているうちに、「お金」をなくすようになりました。

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認知症のはじまりは、お金がなくなったと騒ぐと、よく言われますよね。

ほんとうにそうなんだなと、現実を突きつけられました。

老人会や太極拳サークルにでかけるたびに、「金がない、どこへやった!」と、私が盗んだんだろうと言うばかりに騒ぐようになりました。

温厚で声高に話すことさえなかった母が、私に向かって「怒鳴る」のです。

あまりにひどいので、私もつい強い口調で返してしまうと、「おまえは、あたしが早く死ねばいいと思ってるのか!」と、ものすごい目つきでにらむようになりました。

自分の親のことをこう言うのも嫌なものですが、目がすわっている、というのでしょうか、尋常じゃない狂気の目つきでした。

認知症について他人事のように聞いていたことが、イザ自分の前で、実母に起こっているということを、なかなか認めることができませんでした。

今思い起こすと、当時がいちばんつらかったですね。

本来ならその時点ではやめに病院へ行くべきだったと思うのですが、なかなか決心がつかないまま1年を過ごしてしまいました。

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